コロナの影響ですっかりマスクをすることが子供たちの間でも定着してきていますが、最近の暑さのせいもあって、マスクの下はかなり蒸し風呂状態になっているようです。
ただでさえ暑くて汗だくの子供たちのお肌は汗で肌トラブルを起こしやすい状態にあります。
そこにマスクによる蒸し風呂状態が加わり、鼻の下から顎の下までとてもバリア機能が低下している状態にあるお子さんがたくさんいるようです。
子供のお肌は小学校高学年まではトラブルを起こしやすい状態
子供たちのマスクは汗はもちろんですが、よだれも多く付着していることが多く、湿ったマスクが長時間お肌にくっついた状態にあるため、雑菌も繁殖しやすい状況です。
子供の肌は乳幼児の頃が最もバリア機能が低下した状態ですが、正常な状態になるのは小学校高学年ごろです。
徐々に皮脂の分泌量が増えて、肌表面の皮脂膜を作ることができるようになることで、外からの雑菌などの刺激からお肌を守れるようになってきます。
適度な皮脂量が少ない子供達は、ちょっとした刺激で赤いポツポツが出てきたり、かさかさになってしまったり・・・肌トラブルを起こしてしまいます。
子供も適度な保湿と洗浄でバリア機能をアップ
汗っかきな子供たちに顔を洗ったり、汗を拭いたりすることがなかなか難しいですが、習慣にすることでも、肌トラブルへの意識が変わってきますので、小さいうちから汚れたり、汗をかいたら、きれいにすることを伝え続けてあげてください。
幼稚園や小学校から帰ってきたら、手洗いと一緒にお顔も洗うことで汗疹予防とコロナ予防。
最近は子供たちは手の消毒をすることにも抵抗なくできている子供たちが多いので、洗顔の後は、保湿剤を塗ることもセットにするといいかもしれません。
その際、アルコールなどの除菌液を顔に間違って塗らないように必ずお母さんの見ているところで保湿剤も塗らせるように注意してください。
化粧水は透明な液体で、除菌液と区別が難しいので、お顔に塗れるのは白い色などと判別しやすいよう、乳液などで保湿をすることをお勧めします。
子供でも扱いやすいように、ポンプタイプの乳液剤を用意すると、自分で朝学校に行く前と、帰ってきてから顔を洗ったらすぐに保湿ができますよ。
